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ISTJ(管理者型)の適職一覧!向いている仕事や向いていない仕事とは?職場環境も!

2023年3月7日

ISTJは非常に頑張り屋さんな性格タイプです。

その性格上向いている仕事と向いていない仕事がはっきり分かれるタイプと言えます。

中には好きじゃないけど向いている仕事も存在します。

今回はそんなISTJの「向いている仕事や、向いていない仕事、嫌いだけど向いている仕事」を紹介します

ISTJは職場環境も大切!

ISTJは職場環境も大切で、この部分は意外に見落とされがちです。

ISTJは整理整頓された秩序の伴った職場環境、変化が少ない部署じゃないと本領発揮できません。

さらにその職場環境は部署により左右されることも多いです。

ISTJが向いているor向いていない職場環境

ISTJに向いている職場環境
・一人や少人数グループが向いているが、社向的にふるまえるのでグループでの活動も可能
・マニュアルが確立されている職場
・少し無理があったとしても現実的な計画と目標を立てる職場
・静かで清潔でキレイな職場

ISTJに向いていない職場環境
・自分自身で計画を立てて裁量権が多い仕事は向いていない
・社長の鶴の一声で計画変更になるような職場は向いていない
・突発的なトラブル対処を求められる職場は向いていない

ISTJに向いている部署

環境は部署によっても変わる場合があります。

同じ会社でも部署により待遇/やり方が全く違うことが多いからです。

・営業事務
・経理
・総務
・法務/法律事務
・購買事務
・CAM/CAD
・事務関係

ISTJに向いている部署は、上記の通りです。

これらの部署の共通点はすでにマニュアルが確立されている場合が多く、

ルールや規律を守るISTJとしては働きやすい部署になります。

そして、これらの部署は細かい作業が多く人的ミスのおこりやすい部署です。

その点強い集中力を持つISTJにとっては、細かい作業が得意でミスも起こりにくく向いている部署と言えます。

ISTJに向いていない部署

・営業
・営業技術
・開発部

ISTJに向いていない部署では上記の通りで、突発的なトラブルや計画変更を求められるような部署です。

例えば、営業技術を例に挙げてみます。

営業技術とはわかりやすく言うと、自社の技術の知識を活かして営業活動やトラブルの対応を行う部署です。

よくトヨタの2次3次下請けメーカーに見かけられる部署で、納入している商品に何かトラブルが起きたら、

土日だろうが呼び出され真っ先に駆け付けなければならないことも多く、ISTJにとってはとてもストレスのたまる部署です。

ISTJの適職

ガッツポーズをするスーツ姿の男女

製造・生産などの技術職

製造や技術職などはISTJに向いており、また自分自身も好きになれる職種です。

実際にISTJは集中力が高く、決められた納期までに製造・組み立てを早いペースで終えることができます

またやり切れる余地があるならやり切るタイプが多いので、上司も会社からも

「技術者として優秀だ」

と評価してもらえることが多いです。

裁判官

ISTJはルールや規律を大事にしています。

「だからこそ裁判官に向いている…」というだけでは安直な意見になるため、

認知機能の観点からなぜISTJが裁判官に向いているのか見てみましょう。

ISTJのメイン機能は「内向的感覚(Si)」であり、この機能は過去の経験に基づく判断ができます。
そして第二機能「外向的思考(Te)」を補助に使うことにより客観性に伴う判断もできるのです。

まとめると、ルールや規律を重んじて、裁判で過去の判例や経験に基づき、また客観性を伴った判決ができるため裁判官に向いているといえるのです。

裁判官になるためにはかなりの勉強量が必要となりますが、ISTJのやりきる力があれば達成可能な範囲です。

税務署職員

ISTJは細かいお金の流れを追う税務署職員にも向いています。

仕事内容は民間の会社などを訪れて帳簿を調査して、税金の申告が適正かどうかを確認する仕事です。

ISTJは経験に基づく細かいミスや相手の不審な挙動を見抜くことができますので、脱税や経費にできないものを見分ける才能があります

税務署職員になるためには「税務職員採用試験」「国税専門官採用試験」(合格率10%程)に合格する必要がありますが、

この点も先ほどの裁判官の項目で述べた通り、年齢も関係がありますが「ISTJのやりきる力」で十分達成可能範囲です。

プログラマー

ISTJはプログラマーに向いています。

プログラマーとはパイソンやJAVAなどのプログラミングスキルを活用して

便利なデジタルツールを製作したりWebサイトを製作する職業です。

プログラマーと言えば、一日中PCに向き合ってなにかしている人というイメージがありますが、大概チームでプロジェクトを進めていくので、

社向的にふるまえながらも、目の前のプログラミングに粘り強く集中できるISTJにはかなり向いている職業ですし、ISTJ自身も好きな職業かもしれません。

銀行員

細かいお金を扱う銀行員もISTJに向いている仕事です。

銀行員は一見何をしているかわからないかもしれませんが、窓口対応だけでなく様々な業務が存在します。

融資/為替/証券取引/入出金処理/振込処理

このように業務は多岐にわたり、お金を扱う仕事なのでミスは許されません。

そのため細かい部分まで神経を張り巡らせるISTJに向いている仕事と言えます。

公認会計士

公認会計士の仕事は企業の財務諸表を監査するため、

細かい部分を見落としてはいけないことは当たり前で、

意外にもチーム単位で動くことになるため、集中力があり規律を大切にするISTJに向いている仕事と言えます。

公認会計士は国が公認した監査と会計の専門家であり、企業の「有価証券報告書」等などの書類を監査する仕事です。

株式市場に上場している企業の財務諸表は公認会計士の監査を受けなければならないと法律で決まっており、

独占事業なのでどれだけ不況になろうが食いっぱぐれることはありません。

好きではないが向いている職業

ISTJには向いているけど好きではない仕事というのも存在します。

秘書

ISTJの性格上秘書が向いています。

計画を立てたり調整したりする仕事です。

ISTJ自体計画をいじるのが好きではありませんが、計画通りに実行することに重きを置いているため

おそらく好きではない仕事に分類されますが、向いています。

警察官

ISTJは好きな職種ではありませんが警察官が向いています。

ルールや規律を重要視する性格上警察官が向いていますが、

警察は時に悪い人間や怖い人間にも立ち向かわなければならないため、

ISTJ自身は社向的にふるまえますが、本心では好きな仕事ではないと感じるかもしれません。

教師

ISTJは教師にも向いています。

積極的に生徒と関わろうとふるまうことができますし、

ルールや秩序を教えたりすることもできます。

授業内容も計画通り遂行することもできるため、授業の遅れが生じることも少ないでしょう

向いているとはいえ、本心では大人数の生徒と積極的にかかわるのは好きではない場合が多いです。

ISTJの向いていない職業

汗をかいて憔悴している男性

ISTJに向いていない職業は想像力やひらめきなどのスキルが必要な職業です。

芸術家

芸術家のような仕事は向いていません。

芸術家は自分の創造で成り立つ仕事で自由が利きますが、

ISTJにとってルールや規律のない自由は向かないです。

それにISTJ自身が過去の経験をより重視するため、INTJのように自分の創造力だけで創造することは苦手です。

デザイナー

デザイナーも先ほどの芸術家のように想像力と感性が必要なジャンルです。

新しいデザインなどを次々に生み出していかなければいけませんが、

ISTJは劣等機能が「外向的直感(Ne)」のため新しいことからインスピレーションを得ることが苦手分野のため

デザイナーも向いていません。

接客業

イレギュラーな対応を求められる接客業はISTJには向いていません。

役割を与えられれば社向的にふるまえるISTJでも、

常に知らない相手とかかわる仕事はISTJにとって負担が重く向いていません。

それでも頑張ってやり抜こうとするのがISTJですが、

そもそも内向的な性格なので接客業は向いておらず、一人で進められる仕事かできれば同じメンバーと働くことができる職業が望ましいです

ISTJが仕事をする上で気を付けるべきこと

汗をかきながら〇を掲げる男性

ISTJはそのまじめさといろいろな仕事を引き受けてしまいがちな性格上、

頑張りすぎて病んでしまうことが多いです。

・普通の人ならあきらめてしまう所だったとしても、やり抜いてしまう
・誰かの期待にこたえたい気持ちが強い
・自分の限界がわからず頑張ってしまう
・自分の気持ちに鈍感

これらISTJの特徴はうつ病になりやすい人の特徴でもあります。

うつ病はメンタルが弱い人がなる病気じゃなくて、人より頑張りすぎる人がなりやすい病気です。

そのためISTJは自分の体調や心に耳を傾けて、人の仕事を断ったり休むことも必要です。

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