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INTP(論理学者型)と相性が良い相手と悪い相手

2023年3月15日

思考型のMBTIは、同じタイプとの相性が良いといわれがちですが、

実は短所と長所を補完しあえながらも尊敬しあえる相手の方が相性が良い傾向にあります。

それでいて、お互い根本的な部分が同じであることがマストになります。

そして、肝心な相性部分ですが、そもそもINTPはあまり他人に関心がなく

孤独を愛しているため、相性が良い・悪い相手のデータが少ないです。

そのため認知機能の観点から見てINTPの相性について紹介していきます。

相性が良いMBTI

ポイント

・ESFP 
・ISFJ  
・ISTP 
・INTP 
・ENTJ 
・ESTP
・INTJ 
・ISTJ 

ESFPとINTPは最高の相性短所長所を補完しあえる関係で、素直に尊敬できるくらい相性が良いです。ESFPはINTPの独立的、アーティスト的な部分を尊敬し、INTPはESFPの今を楽しむ楽観的な部分を尊敬します。

ISFJとINTPの相性は良く、お互い刺激を与えあう存在となります。また互いの長所が相手の短所であることから補完関係のような良い関係性を気づくことができます。相互理解が進めば進むほどに互いに尊敬し合い、お互いの短所をお互いが補うことでかなり強力なチームワークを発揮します。特に結婚のパートナーともなれば最高の相性です。

ISTPとINTPの相性は良く、互いに内向的思考(Ti)をメインに持つため、初見から「なんか似ている」という親近感を抱くことが多いです。とはいえメインの認知機能と劣等機能以外は別の認知機能をもつため、近すぎると反発することもあります。一定の距離感を保つことがおすすめ。

INTP同士の相性は良く、同じ認知機能を持つためすんなり仲良くなることができます。しかし同じ認知機能を持つということは同じ個所で失敗し、改善パターンも似たようなものになるため、違う性格の人をグループに入れることがお勧めです。

ENTJとINTPの相性は良く、両者は物事に対するアプローチの仕方が全然違います。しかし、方向性は同じことがおおいため基本的に同じ考えを持つことが多いです。とはいえ外向的思考(Te)の強烈なトップダウンにINTPが反感を持つこともあります。

ESTPとINTPの相性は良く、お互い初めはすんなり仲良くなれることが多いです。とはいえ、相互理解が進むと反発しあう関係にもなりやすいです。仲直りしまた反発の繰り返しを通して関係を深めていきます

INTJとINTPの相性は良く、一見見分けがつかない性格をしていますが、認知機能は全然ちがうモノを持ちます。とはいえお互い思考型のため話題に困らない関係性で相性は良い場合もありますが、導き出す結論の違いにより相性が悪い場合もあります。作品ではよくライバル関係で描かれます。

ISTJとINTPの相性は良く、お互いの補完関係のような関係になります。しかし、INTPのルールを破りがちな部分にISTJがイラつくシーンもありますし、ISTJは自分の得意分野がINTPができないとみると見下す場合があるため、距離が近すぎると反発することもあります。

つかず離れずな関係

あまりなれ合う関係よりも、適度な距離を保つ友人とは相性が良いです

INTPは一人で考え事をしているときや、自分の好きなことをしているときが一番幸せです。

とはいえINTPも刺激を欲するときがありますので、時には友達と外に出かけるときもあります。

なので、毎週会って何かするような近い関係の友達よりも

つかず離れずの距離感を維持してくれる友人とは相性が良いです。

独創性を認めてくれる相手

INTPの独創性を認めてくれる相手とは相性が良いです。

INTPは内向的思考(Ti)由来の独自の哲学に基づいて行動をします。

一見自由奔放に見える哲学的行動には、INTPが導き出した詳細な理由がありその行動を妨げられることになると非常に頑固になります。

そのため、理由も含めて独創的な部分を認めてくれる相手とは相性が良いです。

論理的決断能力があるリーダータイプ

ENTJのような決断力のあるリーダータイプとは相性が良い場合があります。

INTPは思考が始まると膨大な選択肢が頭の中に浮かぶことになります。

そのためINTPはしばしば優柔不断に陥る場面があります。

そんな時に代わりにどれがベストな選択かを決めてくれる相手がいると、INTPは悩まずに済むことができます。

相性が普通

ポイント

・ISFP
・INFP
・ENFP

ISFPとINTPの相性は普通で、両者は異なる特性を持ち初めは理解しづらい関係です。INTPは思考と分析に優れ、ISFPは感覚と表現に長けるので両社は正反対の機能を持っています。そのため興味を惹かれることもありますが、反発しやすい関係とも言えます。異なる性格と期待から不毛な争いが生じ、理解と適度な距離が必要です。

INFPとINTPの相性は普通で、一見似た者同士ですが、中身は全然違います。物事に対する反応の違いにより反発しやすいです。適度な距離を保つことで良い関係を築けます。

ENFPとINTPの相性は普通で、すんなり仲良くなれて居心地がよい関係性です。しかし、ビジネスパートナーとなると主に外向的と内向的の違いによりお互いの不仲が表面化してきます。友達の関係がお勧めです。

特別な相性

ポイント

・ESTJ
・INFJ
・ENFJ

ESTJとINTPの相性は特殊で、INTPにとってESTJは気になる存在で、ESTJの短所や改善すべき点がINTP側からすると把握しやすいからです。そのためESTJはINTPを尊敬することが多いですが、INTPが行き過ぎたアドバイスをするとESTJは息苦しさを感じます。とはいえ良い相性かもしれません。無職転生のルーデウス(INTP)とエリス(ESTJ)のような関係です。

INFJとINTPの相性は特殊で、INFJはINTPを尊敬する関係性になりやすいです。しかし、INTP側はINFJのことを下に見ていることが多いためその関係は一方通行に終わる場合が多いです。

ENFJとINTPの相性は特殊で、ENFJはINTPに興味深々ですが、INTP側はそうでもないようです。ENFJの認知機能上良かれと思って、INTPに口やかましくアドバイスや提言を行いますが、INTPはありがた迷惑に感じることが多いです。

相性が悪いMBTI

ポイント

・ENTP
・ESFJ  

ENTPとINTPの相性は悪く、主に外向的か内向的でお互い嫌悪感を抱きやすいです。対人関係に積極的で刺激が好きなENTPと人にあまり興味を持たないINTPの性格がすれ違いを発生させます。とはいえ、似ている部分もあるため深い関係になれば分かり合える関係性でもあります。

ESFJとINTPの相性は最悪でINTPは劣等機能が外向的感情(Fe)のため、その機能をメインで使っているMBTIとは相性が悪い傾向にあります。そのため、常に相手を理解しようとするESFJと、自分の感情を表現しないINTPとは相性が悪いです。

ルールを強要してくる相手とは相性が悪い

INTPは「社会の常識よりも自己の中で作り上げた哲学」を重要視するため、

人への接し方は良くも悪くも「平等に接する」ため、年下に横柄な態度をとったりしない代わりに、目上の人を敬うことはあまりしません

そのため、組織の中では「規律を乱す存在」「常識のない人」というレッテルを張られがちです。

ESTJ/ISTJは組織のルールや、社会人の常識といったものを重視し、規律を大切にしています。

「ルールは守られるべきもの」だと考えるからです。

納得できる理由を説明すれば分かり合えるかもですが、頑固なタイプは「どんな理由があろうとルールは絶対」という態度で接してくるため相性が悪くなる場合もあります。

感情的な人

感情的なタイプとは相性が悪いです。

INTPは人の発言の矛盾点によく気が付きます。

そして感情的な人は、その場その場で発する発言が変わる場合が多いです。

そのためINTPは感情的な人の発言の矛盾点がどうにも引っかかることが多く、

INTPは感情的な人を「信用に値しない」と感じることが多く、一方で感情的な人は「冷たい人」と認識するため相性が悪いです。

依存してくる人

INTPは有能なため、他人からすれば「あの人に聞いておけば間違いない!」と思われることがあります。

それ故に、依存体質のあまり自分で考えないタイプの人からいろいろ相談されることが多いです。

そういったタイプと一緒にいるとINTP側が消耗していくため、

依存体質とは関わらないほうが良いかもしれません。

まとめ

INTPは人と関わることにあまり興味を見出せないため人と関わることは少ない傾向にありますが、

コミュ力が高いINTPや、自分の好きな趣味や分野の中では人と関わることも多いと思います。

そんな時にはできるだけ相性が悪い相手と距離をとるようにしましょう。

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