ESTJ

ESTJ(幹部型)の性格まとめ、「性格が悪い」といわれやすい理由

2023年2月16日

ESTJタイプの性格の人は人口の11.8%程で、男女比率は2:1と男性が多めです。

>>当サイトの16性格人口割合について

人物像としては有名なもので「ハーマイオニーグレンジャー」や「鬼滅の刃の煉獄」が挙げられます。

ESTJはチームの中で輝ける場合が多く、実際社交的な性格をしています。

チームや仲間のために率先して行動できますし、組織の中では信頼されやすい性格をしています。

ESTJの認知機能による性格(Te-Si-Ne-Fi)

ESTJの認知機能は下記の通りです。

第一機能 外向的思考(Te)
補助機能 内向的感覚(Si)
代替機能 外向的直感(Ne)
劣等機能 内向的感情(Fi)

ESTJの中心となる認知機能は外交的思考「Te」補助機能は「Si」となります。

これによりESTJは「Te」の人をまとめる能力や客観的な思考を有し「Si」の行事やルールを守るといった特徴で

そのグループを率先して引っ張りルールや秩序を作りそれを徹底的に守らせようとします。

「Si」がうまく働かない場合は「Ne」が代替え機能として働きます。

外向的直感(Ne)はアイデアやひらめきを重視します。

劣等機能は内向的感情(Fi)でこの機能が劣等だと他人に対する共感能力が低下します。いわゆる冷たい人という風に映ります。

そのためESTJはこの劣等機能をうまく働くように工夫することで、誰からも好かれるような柔軟な性格となります。

認知機能について詳しくは下記を参照ください。

ESTJの性格の特徴

率先する

ESTJはエネルギーがあり率先してチームに貢献します。

自分のニーズだけではなくみんなのニーズもくみ取ります

そのため飲み会などでは率先して監事を引き受けたり、

みんなの要望を満たそうとしてくれるので店選びがうまいです。

社内の行事ごとやチームワークなどで貢献してくれることが多く、会社では重宝されます。

コミュ力が高い性格

学校や会社においてESTJは高いコミュニケーション能力を発揮します。

グループの中心になることが多く、実際にグループの中では頼られたりすることも多いです。

規律を守るので目上の人の指示にはきちんと従うので上からの信頼もあり

新人を教育する立場においてはとても高いコミュニケーション能力を発揮します。

伝統や行事を守る

ESTJは伝統や行事などを大切にします。

結婚式、同窓会、記念日、誕生日会…etc

このような行事ごとを大切にし、さらにESTJ自身も楽しみにしています。

社交的なタイプなのでそういった行事ごとに呼ばれやすいですし、実際ESTJがいると楽しくなります。

陰口は言わない

ESTJは陰口をあまり言いません。

陰口を言わないというか、思うことがあるなら直接本人に伝えているため、

「陰口を言う必要性がない」

というような感じです。

粘り強い性格

ESTJは粘り強い性格なので任されたワークがあれば、最後までやり抜く力を持っています。

たとえ一見無茶な仕事量でも、やり切れる余地があるならやり抜こうとします。

さらに仕事の質はかなり高く、失敗しないような仕組み作りをルール化します。

とはいえ、体を壊してしまうESTJも多いですし、その仕事量についていけない部下も出てきます。

現実的な性格

ESTJは現実的な性格なので

過去に嫌な思いをしたとしてもあまり思い出すことはないかもしれません

そのため未来においてネガティブなことを心配したりすることも少ないです。

机上の空論のような非現実的なことに興味はなく、実際に現実的で実現可能な計画を立てます。

これらの性格はESTJの恋愛観にも反映されます。

個人プレイは苦手

ESTJは個人で何かを成し遂げるのはやや苦手です。

人との会話やかかわりの中で知識や成長を伴い成果を上げられるタイプなので

個人で成果を上げるのは苦手な部類に入ります。

反対に組織や会社に属することでESTJは本領を発揮します。

ESTJの適職はあらゆるジャンルに及びます。

ESTJの性格は悪いといわれやすい理由

よく「ESTJは性格が悪い」と言われがちですが、

その理由はESTJと性格が合わない人にはとことん合わず嫌われやすいため、

「性格が悪い」という情報が広まった可能性があります。

そのため実際にESTJが性格が悪いということではありません。

とはいえ、実際にどういった部分が「性格が悪い」といわれる原因なのかを紹介していきます

礼儀にうるさい

時間にルーズな人や先輩後輩の関係がフラットな人からすると「ESTJはおせっかいでうるさい人」という風に映ります。

例えば、

ESTJは年下に「ため口」でしゃべられることに我慢ならないタイプです。

自分が目上の人を敬うように、

かなり仲の良い部下や後輩だとしても必ず上下の関係を守らせるようにします。

礼儀にもうるさいのでルーズな後輩からは結構嫌われるかもしれません。

視野が狭い

ESTJは見たまま感じたまま、結論を出しがちです。

「あの人静かでつまんなさそうだな、どうせ彼女もいないんだろうな」

かなりアバウトですが、こんな感じです。

そして、それをそのまま相手に伝えてしまう場合もあります。

そのためENTJやINTJなどの物事の表面のみならず、

裏側まで見ようとする「思考力タイプ」の人からは視野が狭いと思われることもあります。

ルール・規律は絶対と思ってる

ESTJは「規律は守られるべき」と考えています。

「どんなルールでも人間の失敗や経験をもとに作られた規律は守るべき」という思いが強いです。

なので自分自身でもルールを事細かく決めてそれを他人に守らせます。

例えば、

業務においてもESTJがリーダーになると、ルールを事細かく決めてそれを紙に書いて壁に貼ったりします。

それらルールを1つでも破り、後々発覚した場合にはESTJは相手を問い詰めなければ気が済みません。

「○○な理由でこのルールを決めたんだから守ってもらわない困る!」

問い詰められた側は「こんな小さいミスなんかどうでもいいじゃん」と感じてしまいますが、

ESTJはどんな小さなルールでも「守られるべき理由があるので守るべき」だと考えています。

ほかには「効率のためならルールを破っても全然OKだろ」という考えの「INTJ」「ENTJ」のことが理解できないかもしれません。

上下関係を重視し、部下には服従を求める

ESTJは規律に厳しく階層がきちんとされている組織を好みます。

そのため上司には礼儀正しく、自分の部下にもそれを求めます。

ESTJの欲しい理想の部下は反対意見を言わない服従してくれる部下です。
>>ESTJ(幹部型)と相性が良い人と相性が悪い人

そのため部下から反論されると、その反論意見が正論だったとしても

「部下のくせに上司に逆らうとは何事か!」と一喝してしまうこともあり、

そのESTJの行動が間違っている場合には、

部下全員に嫌われている可能性がありますが、ESTJ本人は気づいていないことが多いです。

まとめ

ESTJは社交的でグループ内では率先して活躍します。

一方で人によっては「厳しすぎる」「細かい人」と思われる部分が「性格が悪い」という情報が広まった経緯です。

ESTJは良くも悪くも目立つ人物なので、良く思わない人が出てきやすいのも原因です。

そして、ESTJの男女比率は7/3と男性が多く女性が少ないです。

特にESTJの女性は女社会では何かと生きづらく感じたことも多いのではないでしょうか?

ESTJ女性のの特徴は下記記事より

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