ENTJ（指揮官型）の性格の特徴とは？生まれ持ってのリーダータイプ？

ENTJはの人口割合は3.2％程で、男女比率は３：１ほどです。

>>当サイトの１６性格人口割合について

ENTJは生まれ持ってのリーダータイプであり、自分も他人もリーダーにふさわしいと思っている、思われていることが多い性格です。

時にその外交的な性格により、内向的な性格の人に嫌われてしまうENTJもいるのですが、

やり方はともかく優秀なリーダーであることに変わりはありません。

ENTJの特徴

ENTJのざっくりな特徴として、

未来に目を向けてその目標のために計画を立てる力があります。

社交的で口達者であり、一人よりも多人数の中にいることが好きです。

複雑で難しい目標だろうが、チームをまとめ上げ適材適所に配置し、優秀な指示で、目標達成することができるのでまさに生まれ持っての天性のリーダータイプと言えます。

ENTJの認知機能に見る性格

Te-Ni-Se-Fi
第一機能 外向的思考（Te）
補助機能 内向的直感（Ni）
代替機能 外向的感覚（Se）
劣等機能 内向的感情（Fi）

メインの外向的思考（Te）で、非常に強いリーダー的素質を発揮し、Teによる思考、言語力ともにそのカリスマ性は周囲を巻き込むほどです。またTeは外からの刺激に対して判断を下す能力に長けており、主にビジネス面で非常に有利な立場に立つことができます。

また内向的直感（Ni）を補助に持つことで、自らの目標をそのカリスマ性をもって周囲を巻き込み、目標達成へと導こうとします。計画力、統率力共に強いです。

また代替え機能に外向的感覚（Se）を持つことで、現実ラインでの情報を取得する力に長けるようになるため、多くの人がENTJの計画やビジネスに賛同することが多くなります。

これらの認知機能によりENTJはしばしば最強と呼ばれることもあります。

劣等機能内向的感情（Fi）が未熟なENTJの場合、相手の感情的都合を全く考えることが難しくなり、この劣等機能が育っていないともともと強烈なカリスマ性を発揮できるポテンシャルがあるのに、そのカリスマ性を発揮しにくくなったり、慕ってくれるのは最初だけという現象が起きます。

また感情機能が弱くなると家族との仲が悪くなったり、圧力が強いだけの体育会系気質なブラック企業によくいる管理職のような人物になってしまいます。

特にENTJは社会的に成功しやすい性格をしているため、社会成功すればするほどこの感情機能が弱くなる傾向にあります。

ENTJがカリスマ性を強く発揮したい場合はこの劣等機能内向的感情（Fi）を鍛えましょう。

ENTJの性格ってどんな特徴がある？

生まれ持ってのリーダータイプ

ENTJは生まれ持ってのリーダータイプで、自他ともに認めるほどリーダーに向いている性格をしてます。

リーダーになるために生まれてきたといっても過言ではないくらいリーダーとして有能です。

ENTJ自身も人を引っ張っていきたいという欲求が強いです。

一瞬で全体の状況を理解できるだけの俯瞰する力と思考力があり、やるべきことを一瞬のうちに判断できます。

なので指示が明確でわかりやすく、口達者で仲間思いなので部下や友達からはカリスマ的なリーダーとしてうつります。

自信がある

ENTJはとにかく自分に自信があります。

ENTJは口達者でメンタルが強く、論理的かつ客観的な内容で相手を論破するシーンが多いです。

基本的に口喧嘩で負けた経験は勝った経験よりも圧倒的に少ないので、

それもENTJの自信に拍車をかけます。

ほかの人と一緒にいたい

ENTJはEという外交的な気質を持ってます。

目立ちたがり屋でおしゃべりが好きで優秀な頭脳を持ってますので、クラスの中心人物であることが多いです。

なので常に大勢の仲間に囲まれていることも多いです。

しかし、時には内向的で一人でいたいタイプのI型の人間からは恨まれることも多いです。

例えば

ENTJが上司の場合、テレワークを導入することには批判的になりがちなので、逆にテレワークのような一人の空間が欲しいI型の人間にとってはENTJはいろんな場面でうっとおしい存在かもしれません。

難しい目標をみんなで努力して達成するのが好き

ENTJは努力家で難しい目標ほど情熱を燃やす人物です。

つまり仲間思いでみんなと一緒に何かを成し遂げたいと考えますし、実際一人よりも仲間と一緒にいるときに実力を発揮しやすいです。

実際にENTJがリーダーのグループは何かすごい偉業を成し遂げることも多いです。

とはいえ、一人で何かを成し遂げたい性格の人とは相性が悪いかもしれません。

女性よりも男性の方が割合が多い性格

ENTJは男性の方が多い割合の性格です。

ENTJの割合の３～４％のうち「２.７％」程が男性と言われております。

ちなみに女性は0.9%程とかなり少ないです

ENTJの性格の良いところ悪いところ

ENTJは天性のリーダータイプと言っても過言ではないくらい、リーダーに向いている性格です。

仲間と難しい課題を達成することに生きがいを感じ、戦略性や計画性によって仲間を成功へと導きます。

目立ちたがりで話が上手いので常に周りを仲間に囲まれています。

頭が良くさらに仲間を見捨てない仲間思いの性格をしており、仲間からも頼られます。

そして不屈の精神であきらめず粘り強いため、職場では重宝されます。

ENTJはとてもエネルギッシュなので、周囲はそれについていくのに大変な状況になる場合があります。

ENTJは目標を高く持ち、それをクリアすることに生きがいを感じるので、ワンマン社長がENTJの場合、社員からしてみると無理難題の目標を押し付けられていると感じることが多いです。

そんなENTJに歯向かったとしても口達者なので、ぼろくそに言い負かされた挙句、能力がないやつとして見下してしまう場合もあります。

>>ENTJに言ってはいけない言葉

ENTJは感情と行動は切り離すことができるくらい理性を強く保たなければいけない考えが根底にあり、自分とは真逆の感情的に動く人間は

「分けて考えることもできない弱い人間」

と切り捨てることもあります。

ENTJは他人と対立することも平気

アンチも多ければ味方も多いのがENTJです。

ENTJは他人と対立することもへっちゃらです

なんなら「相手を挑発してわざと怒らせているんじゃないか？」と

思われるくらい他人と対立することに抵抗がありません。

これは、ENTJは論議の中でお互いを成長させたいという考えがあるためなのですが、

はたから見れば「他人と対立することが好きなんだ」という錯覚を覚えがちなのです。

実際口達者なので相手を言い負かすシーンが多く、逆に「自分を言い負かせる人の意見は正しい、尊敬に値する」という考えすら持ちます。

それは、ENTJが言い負かされるぐらいの優秀な人に出会うシーンが少ないからです。

そのため、ENTJの味方や同じ部署の仲間は頼もしく感じる一方で、

ENTJから追い込まれた口下手な人にとっては納得できないという気持ちになる人が多く、明確に敵認定されることもあります。

そのため社内では味方も多いが敵も多い状況になることがあります。

ENTJは刺激が好き

ENTJは外交的な性格なので、刺激が好きです。

先ほどの論議の中で成長するのが好きという性格もこの外交的な「E」の性格から来てます。

なので人が多い都会や刺激の多いキャバクラなども好きな人が多いです。

そのため対人スキルが求められる仕事や、リーダーシップを発揮できる仕事に向いています。

ENTJは相性の良い相手と結婚出来れば繁栄する

ENTJは相性の良い補完できるタイプと結婚出来れば家庭は繁栄するでしょう。

逆にENTJと相性が悪い「主導権を握りたいタイプ」とは全くうまくいかない可能性が高いです。

とはいえENTJ自身が自分にふさわしい相手を見つける能力があるので、そんなに心配しなくても良いです。

普通の人が得意なことが苦手で、普通の人が苦手なことが得意

ENTJは特異な性格をしていて

普通の人が得意だったり普通にできることが苦手で、普通の人が苦手なことが得意な傾向があります。

上記の通りで、普通の人ができないことが得意だったりするので、会社では重宝される存在になりやすいです。

一方で、ほかの人には理解されない部分もあります。

まとめ

今回はENTJの性格について紹介いたしました。

ENTJは生まれ持ってのリーダータイプであり、カリスマ性があり、味方も多ければ、敵も多い強いリーダータイプです。

とはいえ性格が合わない内向的なタイプとはあまり良い関係になれないことも多いかもしれません。

それを鑑みても優秀な人間なので成功している人が多いです。