ENTJ

ENTJ(指揮官型)との相性が良い人や悪い人ってどんなタイプ?

2023年2月2日

ENTJとは生まれ持った天性のリーダータイプで、雄弁で仲間思いという特徴があります。

そんなENTJと相性が良い人や悪い人はどんなタイプか気になりますよね?

ENTJは基本的に相性が良い人とはとことん仲良くなれて、相性が悪い人には恨まれたり怖がられたりすることもあります。

結構両極端な結果になります。

今回はENTJとの相性について詳しく紹介します。

ENTJと合う「相性が良い人」

相性が良いタイプ

・ISFJ
・ESFP
・ENTJ
・INFJ
・INTP
・ENTJ
・ENFJ
・ISTJ

ISFJとENTJの相性は最高で、この関係性は補完関係となり相性は高いです。ENTJはISFJの親切心や過去と現在を結びつける力による関連性の把握を尊敬し、ISFJはENTJの頼れるリーダー的気質と合理的な部分を尊敬します。
互いの短所を互いの長所で補い合い、互いの成長を促すことができます。相互理解が進みある程度関係が落ち着くと最高の相性と言えます。

ESFPとENTJの相性は良く、この関係も補完関係で、初対面からすんなり仲良くなることができます。またお互いの短所が長所でもあるため相互に尊敬しあえる関係でもあります。とはいえ、相互理解が進むと行動パターンのズレにより反発しあうこともあります。とはいえお互いに認め合うことができれば些細なすれ違いと言えます。

ENTJ同士の相性は良く、ENTJ同士は互いに目立ちやすく数が少ないENTJ同士でも互いを認識しやすいです。そして、同じタイプでもある為一気に仲良くなることができます。とはいえ、同じ認知機能を持つので、失敗するパターンも解決策を出すときも同じような答えにたどり着くことがあり、補完関係にはならず互いの成長には繋がりにくいので、別の性格タイプを持つ人を積極的に取り入れてください。

INFJとENTJの相性は良く、互いにNiを持つため未来思考型であることは同じです。そのため目標に向かって互いに向く方向は同じと言えます。さらにNiを強く持つタイプは少ないため、話もあいます。とはいえ内向的か外向的かで反発することもありますが、そういった反発を通しながら互いに理解しあう関係になります。

INTPとENTJの相性は良く、互いに知的好奇心が強く、様々な分野で話し合うことができるため楽しい関係と言えます。とはいえINTPの時間にルーズな部分やかなり自由な部分にはENTJがイライラすることもあります。

ESFJとENTJの相性は良く、この関係は補完関係に当たります。初対面から反発しあう可能性もあります。ENTJが合理で物事を進めるのに対してESFJは他人と共感し助け合おうとします。それらの特性が互いに顕著に違うため両者ともに戸惑う場面は多いです。しかし、ENTJの感情を排除し合理を突き進む部分とESFJのサポート力が上手くハマれば両者は補完関係となり強い力を発揮するチームとなります。ビジネスではENTJがリーダー力を発揮しそれをサポートするのがESFJというのがよくある構図です。

ENFJとENTJの相性は良く、互いにリーダーシップをがあり、すんなり仲良くなれることがあります。とはいえ、目的を目指す過程において徐々に違いが目立ってきます。
例えばENFJとENTJのリーダーシップの違いを見てみましょう。
ENTJは自分やみんなの社会的地位を向上させるために「自分やみんなの感情よりも、目標達成のためひたすら合理性戦略を取る」部分と、ENFJの「みんなの意見に耳を傾けてみんなが納得する方法を採用しながら目標を目指す」というような違いを垣間見ることで、互いに「なんかやっていることが違うんだよね…」という風に映ります。そのため、あまり近すぎず一定の距離を保つと上手くいきます。

ISTJとENTJの相性は良く、初対面は外向的と内向的な違いによりすんなりは仲良くなりませんが、仲が深まると居心地が良く感じる相手でもあります。とはいえ、ENTJは合理性を重視しルールを軽視する傾向にあり、ISTJはルールや規律を重視します。そういった部分で反発しあうこともあります。とはいえ居心地が良い仲なのは違いありません。

ENTJ同士も相性が良いMBTIになります。

ENTJ自体目立つ性格をしているので、人口の3%程しかいないわりにお互いを認識しやすく意見が違ったとしても

「対立することは相手を嫌いになることではない」

という考えのため、良きライバルになるでしょう。

ほかのMBTIに関しても根本的に同じ価値観を持っている場合が多く、怖いもの知らずで口達者で心強い頼れるリーダー的なENTJのカリスマ性により、

慕う人も非常に多いです。

同じ考えを持っている人

同じ考えを持っている人と相性が良いです。

ENTJは基本的に自分が正しいと思うことが多く、意見が違えば口論してお互いを高めるのが好きです。

しかし、同じ考えを持っている人の場合、ENTJは明確に相手に

「俺たちは仲間だ!俺についてこい!」と意思表示をします。

相手もリーダーという責任重大な役割を引き受けたいと思う性格の人は少ないので、自然についていく構図ができます。

補助的立ち位置にいる人

補助的立ち位置にいる人はENTJと相性が良いです。

ENTJは生まれ持ったリーダーなので、その行動の補助をしたがる人は多いです。

いわゆる責任が重いNo1にはなりたくないが、No2やNo3的な立ち位置にいたい人です。

このような補助的立ち位置にいる人と相性がよいです。

指示されたい人

指示されたい人はENTJと相性が良いです。

自ら指示するのは苦手ですが、的確でわかりやすい指示をもらえればきちんと遂行できる人は、ENTJと相性が良いのです。

ENTJは全体を俯瞰してわかりやすく的確な指示を飛ばせます。

なのでENTJに指示された側がわかりくい指示で困る場面がほとんどありません。

さらにENTJ自身も指示通り優秀に動ける人が好きです。

指示された側も「わかりやすい指示を出してくれる」と感じます。

ENTJと相性が普通のタイプ

相性普通

・ESTJ
・ENTP

ESTJとENTJの相性は普通で、両者ともに外向的思考(Te)をメインに持ち、劣等機能は同じくFiです。似ているタイプであるため初対面では仲良くなることもあります。しかし、代替え機能と補助機能は別の機能を持っているため、リーダーシップをとる上でお互い対立しあう関係にもなりえます。どちらかが優位性を取ればこの関係は相性が悪くなります。

ENTPとENTJの相性は普通で、初対面ではすんなり仲良くなることもあります。とはいえお互い対抗心が沸きやすい相手でもあります。とはいえ二人とも相性が悪いということはないので、相互理解を深めればよい関係を築けます。

ENTJと相性が特殊なタイプ

相性特殊

・ESTP
・ISTP
・ENFP
・INFP

ESTPとENTJの相性は特殊で、ENTJは外向的感覚(Se)がメインであるESTPに惹かれることが多いです。とはいえESTPはENTJに対してあまり興味が起きないことも多いです。気の強い学級委員長(ENTJ)と学校の不良(ESTP)のような関係性と言えばわかりやすいでしょうか。

ISTPとENTJの相性は特殊で、ENTJのリーダー気質と的確なアドバイスに惹かれることにより、ISTPは自然とENTJの下に付く関係性が出来上がります。ENTJはISTPの弱点を的確に見抜き指示することでISTPを上手く使いこなすことができます。とはいえこの関係は上下関係ができやすい関係性でもあります。進撃の巨人のエルビン団長(ENTJ)とリヴァイ兵長(ISTP)の関係性を想像してみればわかりやすいです。

ENFPとENTJの相性は特殊で、ENFPはENTJに惹かれます。ENFPにとって苦手な合理的判断や計画性がENFPにとっては憧れでもあるからです。しかし、ENTJはENFPにあまり惹かれることはありません。

INFPとENTJの相性は特殊で、ENTJはINFPの弱点や改善点が目に見えてわかる為、INFPにアドバイスをしたくなります。しかし、ENTJはどうしても圧力が高めなのでINFPを圧倒してしまうこともあり、時にENTJの顔色を窺ってしまうこともあります。

ENTJと合わない「相性が悪い人」

相性が悪いMBTI

INTJ
・ISFP

INTJとENTJの相性は悪く、ENTJとINTJは同じ認知機能を持っていますので初対面から一気に打ち解けることもありますが、ENTJはTeがメインで補助がNiに対して、INTJはNiがメインでTeが補助です。この違いにより活動的かどうかによる違いにより反発が生じることがあります。またENTJとINTJの目指す目標や設定する未来が異なった場合、一気に相性は悪くなります。しかし、互いに相互理解が進めば話は合う方です。
ちなみにフィクションの世界では映画やアニメでは悪い組織が
「INTJが黒幕として裏からENTJに指示を飛ばし、ENTJが表のボスとして組織を指揮する」
という構図が見られます。

ISFPとENTJの相性は最悪で、初対面では仲良くなることもありますが、そのうち相互理解が進むとお互いの相性の悪さが際立ってきます。ENTJが合理的で強いリーダーシップをとるのに対し、ISFPは合理性よりも情や優しさを重視します。その根本的なスタンスの違いによりことあるごとに反発しあいます。対立しても大概はENTJの論理的で圧力の強さにISFJは身を引かざるおえないことが多いです。しかし、それは相手の恨みを買うだけなので意見が合わなければ一定の距離を取ることがお勧めです。

仕事よりもほかのことを大切にする人

ENTJは家庭やほかのことよりも、仕事やキャリアに重点を置いている場合があります。

なので例えば、仕事よりも家庭を優先する部下とは相性が悪い場合があります。

ENTJ上司「土日も俺からの電話は出ろ!休みでも家で仕事やれ!なんでできないの?やる気があればできるだろ!」

部下「は?なんで土日も仕事やらなきゃいけないの?」

ENTJは自分に厳しく仕事に対してまじめなため、つい相手も同じような考えだと錯覚しがちです。

なので人によってはパワハラ上司だと思われることもあります。

人によって大切な優先順位が変わることも覚えておかなければいけません。

直感で考えが変わる人

ENTJは思考が先行して、正しいと判断した意見を自分の軸として持っています。

そのため直感やその場で意見がコロコロ変わる人を全く理解できません。

ENTJは意見がコロコロ変わる人にたいして問答無用で論破したり、切り捨てたりしがちです。

なので直感で考えが変わる人とは相性が悪いです。

考えが対立する内向的な人

社交的なENTJはとても口達者で思考したことを、自由自在に言葉にできます。

そのため「口下手でENTJと考えが対立する内向的な人」とは相性が悪いです。

内向的な人は自分の思考の中で完結することがおおいので、ENTJと対立した時に口論で打ち負かされる構図になることが多いですが、

内向的な人はその口論に納得していない場合が多いので

ENTJに対して恐怖と憎しみを抱くことも多いです。

当の本人のENTJは相手のことを「たいしたことないやつ」くらいにしか思っていない場合も多くあっけからんとしています

いずれにしろお互い分かり合えることが少なく相性が悪いです。

感情的な人間

感情的に行動する人とは絶望的に相性が悪いです。

ENTJは基本的に感情と理性を切り離して行動ができます。

悲しいことつらいことが起きても誰にも相談することもない場合もありますし、その感情を表に出すことが少ないです。

そのため余計に感情が先行で行動する人を理解できないのです。

感情を出す=理性で行動を抑止できない弱い人間

と決めつけてしまいがちなので

感情的な人と相性が悪いです。

知らずに嫌われていることに注意

基本的に主義主張が正反対になることが多く、ENTJと対立構造になることが多いです。

しかし、ENTJは口達者で対立することも辞さない構えなので、ENTJが気づかないうちにしばしばほかの対立者からは思った以上に憎まれることも多いです。

それに後々気づいたENTJは理由がわからない場合が多く、時に生きづらさを感じることもあります。

まとめ

まとめるとENTJは相性がいい人にはとことん好かれるカリスマ性があって、

相性が悪い人には極端に嫌われる、

でもENTJ自身はそこまで相手のことを嫌っていないという構図になりやすいです。

なので知らずに敵を作りがちなので、時には言い過ぎないように気を付けることも重要かもしれません。

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